馴れ初め

累ヶ淵という怪談があるんだけど 
俺はその怪談のように生まれてすぐ母親に見捨てられた 

生まれた時に俺は口唇裂だったようで 
しかも完全唇裂という鼻の孔の中から唇まで割れている状態だった 
生まれた俺を見た母はこんなの私の子じゃないと喚いたらしい 
医者の説明や早い段階からの治療で今では傷跡も 
ほぼ気にならないくらい綺麗になる事もいくら説明しても 
母は知らない聞こえないと全部拒否 

あんまり美味くないと一度行ってから敬遠していた職場近くの居酒屋に 
一緒に飲みに行ったのがきっかけで16歳下の嫁と結婚した。 
当時嫁22歳だし、俺もロリコソではないｗ 

もちろんこの年齢差だし、全く恋愛対象と思っていなかった。 
かわいらしい子だなーってくらい。 

研屋やってたら知り合いが包丁持ち込んできて客にもなったが、見合いの話と、上手くいったら引っ越すかもって話を告げたら泣かれて押し倒された

>>123 
出来れば400字詰めの原稿用紙5枚分くらいに詳しくして頂けると有り難いです

包丁が縁なのに縁が切れなかったと。

包丁などの刃物は未来を切り開く、魔を斬る等の意味がある縁起物だよ

>>124 
反応があるとは思わなかった。纏めてくるから夜まで待ってくれ

男が押し倒される話はかなりレアだな

まとめてきた 

まず、俺は中部の、刃物都市に住んでいます 
そして、母と義母は合唱部の先輩後輩です 
そのため、今でもしょっちゅう付き合いがあります 
でも、生憎俺は歌の才能もないし、機械いじってる方が好きだったから、そっちの専門学校で材料工学とか冶金技術を学んで、在学中から研ぎもの屋で仕事していました 

そこに、高校から料理系学校に入った嫁が、包丁を持ち込んできました 
研ぎあげて返したところ、研ぎものの授業で褒められたらしく、彼女の学友からも依頼が入るようになりました 
かなり自慢したと後から聞かされ、恥ずかしい思いもした事をよく覚えています 

続きます

震災あって会社が流されちゃって残った仲間で会社周辺片付けれてた 
社長いるかなとか思ってな 
そのあと社長は見つかったんだが事業継続は無理っぽいんで廃業されちゃって自宅警備ならぬ避難所警備員になった 
避難所の雑用係と瓦礫の片付け係 
ボラも入ってきてワイワイとはいかんがやっとったわ

女学校の卒業も近いというある日。 
学校から帰ってくると、なんか家に親戚一同と知らない人たちがいっぱい。 
軍服の若くてハンサムな海軍士官さまとそのご一族らしい方々。 
お酒など飲みながら「日取りはいつにします・・」なんて話の真っ最中。 
邪魔にならないように隅っこで母親にそっと聞きましたとさ。 
「この人たち誰なの？」 
「結婚式の相談に来たんだよ」 
「誰の結婚式？」 
「お前のだよ」 

部屋のみんなが話やめてこっち見た。顔が真っ赤になるのがわかった。 
い、いきなり見たことない人と結婚すんの？　私が？ 
あまりの突然さにドギモ抜かれて泣きそうになった 。