犬の散歩してたら、向かいから同じく犬の散歩してる人が来た。

向こうの犬は黒い雑種みたいで、ご主人様との散歩が嬉しくてたまらない、という顔でずっと飼い主さんの顔を見上げていたが、 
全く前を見てなかったらしくそのまま電柱にぶつかった。 

「キャン！」と悲鳴あげる犬に、飼い主さん(中年男性)は静かに「前を見なさい」と言っていたが、 
再び歩き出した犬はやはり飼い主さんの顔しか見ておらず、今度は側溝に足ひっかけて転んでた。