空き巣に『一度は使ってみたい侍語』なる本をオデコにヒットさせた。
ちなみに、昨日から今日にかけての出来事。
私子:20 大学生 ガリチビ
彼介:22 社会人 細マッチョ
犯人さん:24 無職 マッチョ
私子と彼介は、2年前にバイト先で知り合い1年前に付き合った。
彼介がとても穏やかな人で、喧嘩もすることなくのほほんと付き合っていた。
彼介は社会人になるにあたり、彼介の叔父さんが仕事用にと建てたはいいが全く使っていない小さな家を借りて、そこで一人暮らしを始めた。
今日が彼介の仕事が休みなので、昨日の晩に二人でご飯を食べに行きTSU○AYAでDVDを借り、そのまま彼介の家に泊まろうと二人で帰宅した。
そしたら、なんて言うか…電気もちゃんと消してて鍵もしてたんだけど、なんだか家の雰囲気が違う様に感じて、玄関をそ~っと開けて入った。
お互い、『違うよね?まさかね?』と不安を打ち消そうとしてたが、奥の方から明らかにゴソゴソと音がする。
>>414つづき。
すぐに警察に連絡するのがベストなんだろうけど、なんか二人ともテンパって『確認しなきゃ!』ってことで彼介が確認に行くことに。武器は玄関に飾ってあったデかい貝殻。
私子はガタガタ震えだしてしまい、耳がキーンとなって、奥の方から話し声がしたのによく聞き取れずさらにパニクってた。
そしたら、奥の電気がパッとついて『ビタン!!』と大きな声が聞こえてきた。
『彼介が倒されたんだ!』と思った私子は武器に傘を掴み、DVDを壊しちゃいけないからとTSU○AYAの袋からDVDを出し、たまたまかばんに入っていた『一度は使ってみたい侍語』なる本をDVDの代わりに収納。
ここらへん私子必死。自分でもなんで詰め替えたのかわからない。そのまま投げればよかったのに。
私子がはっきり覚えてるのはここまで。以下、本当の修羅場は彼介から聞いた話を引用します。
?してくださった方ありがとうございます。
30分以内には戻って投下いたします。本当にすみません。少しお時間ください。
>>414、>>416つづきです。
彼介が確認しようとしたところ、犯人さんが気付いたようで『ふぬぅぅぅ!?』とまず叫んだようで。
彼が『あ、住人です…』とビビりつつ答えたところ、彼に向かって突進。そして暗闇のせいか転倒。『ビタン!!!』はこの音だったみたいです。
彼介は目が暗闇にまだ慣れてなかったのと、この犯人さんに少し拍子抜けしたのもあり電気をつけてみたそうです。
顔を見られた!となった犯人さんが彼介に再び突進するも、細いくせに力のある彼介が犯人さんの腕を掴み、ビクともしない彼介に犯人さんが逆にビビり。
と、ここでパニックと極度の緊張興奮で記憶まで飛ばす程だった私子乱入。
部屋のドアに背を向けて立っていた彼介が、犯人さんに話しかけようとしたら背後からTSU○AYAのあの青い袋が犯人さんのオデコにヒット。
え?と思い振り返るより早く、傘の先を犯人にしっかり向けて刺し違えるかのようなポーズで私子が彼介の脇から突っ込んできたそうです。
当然傘先は犯人さんのお腹にめり込み、私子は傘の持つ部分を犯人さんの急所めがけてヒット。槍術みたいな感じだったそうです。
股間を押さえ、ビョンビョンと後ずさりした犯人さんの背中側には、彼介が奮発して買っちゃった37型のテレビ。
それに当たる!と私子は思ったのか、犯人さんの前髪を左手で掴み、『後ろに倒れんなァァァアアア!!!!』と怒鳴りながら犯人さんの頭を床に向けて落としたらしいです。
液晶TVwwwww
さらに私子は、股間を押さえ泣き気味の犯人さんの手を後ろ手に充電器で縛り上げ、ビニール袋に水を入れ彼介に『冷やしてって。私寝る』と言い彼介の部屋に消えたそうです。
この間、彼介あまりのことに声も出なかったそう。犯人さんが泣いていたので、とりあえず氷だしたりなだめてから、部屋に行くと私子はぐっすり眠ってたそうです。
以上が私子は覚えてなかったけど修羅場でした。覚えてないにしても私子のしたことはDQN確定ですね。インパクトも弱くてすみません。
その後も先程ここに書き込むまでいろいろありましたが、スレチになってしまいそうなので割愛します。
?とご清聴ありがとうございました。
火事場のバカ力ってやつだなwww
警察は呼びませんでした。多少長くなりますがご容赦ください。
彼介が、犯人さん泣いてるし、とりあえず犯人さんの股間や頭の痛みをおさようとしてると、
(女にはわからない痛みで本当に痛いんですよね…ああ、すみません;)
犯人さんがポツリポツリと謝りながら、こういったことをしてしまった経緯などを話し始めたらしいです。
始めは警察を呼ぶつもりだった彼介も、犯人さんの無職である話だとか、いろいろと男同士わかる話だとかあったらしく、さらに私子が痛めつけてしまったこともあり、もういいかなと思って呼ばないことにしたそうです。
事実、その後に目が覚めた私子が話をしてみても、嫌な感じはしませんでした。悪いことをしてみたけど、結局やっぱり向いてない…といった感じでした。
ヤバい人も多い中、私子と彼介は運がよかったなと今更ながらほっとしています。
ちなみに彼介と犯人さんは結局友人になりました。
乙
でもやっぱり板違い
何でいきなり寝るんだw
面白過ぎる
乙でした
引用元: ・◇修羅場◇part73
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