嫁「ねぇ、聞いた事無い魚の刺身、頼んでみていい？」 嫁「反対。あの『メサド』っていうやつ」

昨日の夜、嫁と近所の居酒屋へ。 

そこの居酒屋は、その日のメニューを 
ホワイトボードに手書きしてあるんだが、 
大将の字は、なかなか味のある癖の強い字。 

嫁とそのホワイトボードを見ながら 
「マグロとサンマの刺身、あら煮と漬け物くらいでいいかな」 
とか話してると、嫁がホワイトボードを加藤茶ばりの二度見。 

以下、その時の会話。 

嫁「ねぇ、聞いた事無い魚の刺身、頼んでみていい？」 
俺「いいよ。どれ？」 
嫁「（ホワイトボードを指差して）あれ」 
俺「ん？ノドグロ（黒ムツ）のあぶり？」 
嫁「その横」 
俺「赤ムツ？」 
嫁「反対。あの『メサド』っていうやつ」 
俺「メサド？…………もしかして、『しめさば』？」 
嫁「えっ？！メサドでしょ？」 
俺「メサド？聞いた事無いなぁ…ねぇ、大将。メサドって何？」 
大将「え？あれ、しめさばｗ」 

このやりとりをカウンターで聞いていた常連は、 
生ビールを工藤ちゃんを彷彿させるほど勢い良く吹き出していた。 
かくいう俺は、カタールのサッカー選手であるメサド・アルハマドを思い出していた。
 頑張れ、メサド！負けるな、メサド！嫁に魚類だと思われても気にするな！ 
心の中で、そう、エールを送った。

ノドグロ＝アカムツ

(ﾉ∀`)ﾀｯﾊｰ