ヤクザがたむろってるって噂の滅多に使わない細い路地を使ったら、女性が髪を引っ張られてた。

小学６年の時。 
自分と友達ふたりの計３人で学校の隣にあった写真屋に自転車で行く事になった。たしか学習旅行か何かがあって３人で撮った写真を焼き増ししに行こうってなったんだと思う。 
ヤクザがたむろってるって噂の滅多に使わない細い路地があるんだけど、待ち合わせ場所からだとそこを通って行くのが近かったから、びびりながらもスピード出し気味な感じで走った。もう少しで大通り合流、と思ったら路地出口辺りで 
女性が誰かに髪を思いっきり引っ張られてた。

自転車降りて駆け寄ろうとしたら後ろから車が来てババアがスッと逃げた。 
追いかける余裕も無く、運転手は気遣ってくれたけど、そのまま行ってしまった。(最初の女性も既に逃げてた) 
恐怖で半べその３人は学校に行き、保護してもらった。 
翌日、全校放送にもなり、しばらくは車で登校してた。 

ちなみに、加害者のババアは正真正銘の基地ババアだったらしく、こういうこと繰り返してたらしい。 
今でもその現場を通りかかる時はその路地出口は直視できない。 
でも、いちばん怖くて修羅場だったのは髪引っ張られた子だ。

髪を引っ張るという感覚がもはや思い出せない・・・

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