正社員共働き、旦那の社宅に住んでた頃
ある日仕事の昼休みにトイレでの嘔吐が止まらなくなった
家事は私がしてたので、旦那に「しんどくて夕飯作れなくなったから買ってきて」とメールした
速攻で「残業だから無理。作らなくていいから買ってきて」と帰ってきた
「吐いてるのに無理だよ」と送ったけど返信は待てども待てども来なかった
胃を空っぽにして吐き気をこらえて早退
近所のお弁当屋さんに電話で一人分予約してたらまた気持ち悪くなり、水を飲んでまたトイレでひとしきり吐いた
三時間はトイレに篭ってた
トイレで少し意識が飛んで、目が冷めたら19時半、弁当の予約時間から一時間も過ぎてた
マスクを二重にして袋を持って牛歩の歩み私でお弁当を取りに行った
帰り、社宅仲間と帰宅する旦那と鉢合わせ
社宅仲間に「えっ、今晩弁当っすかw」と言われたけど、口を開いたら吐きそうで黙ってた
「愛想悪」と言われ、社宅仲間は旦那に別れを告げて先に行った
旦那は私に「お前挨拶しろよトロいな。ソレ俺の飯?」と私の手から弁当だけ奪って先に帰った
その後自宅に戻るともう限界で、玄関からトイレに直行してこもった
苦しくて泣きながら吐いた
気づいたらトイレで気絶してたらしく、扉を叩く音と女性の声で目を覚ました
扉をあけると、旦那と姑がいた
旦那は私を見て「ほら出てきた。ガキみたいに拗ねてんだよ」と吐き捨てたが、姑は私を見て真っ青
「救急車呼びなさい!」と叫び、ポカンとする旦那を張り倒して姑が救急車をよんでくれた
「寝てただけだろ!?」「こんな顔色の人間がいますか!?」「は?普通じゃん」「このアホンダラぁ!!」
と旦那と姑のやりとりだけ耳に残ってた
救急車に運ばれたとき、私の顔色は真っ青を通り越して土気色になっていたらしい
原因は過労と急性胃腸炎だったけど、夏場だったので脱水症状で死にかけていた
姑がいなかったらトイレで死んでたかもしれない
点滴して検査したら、内蔵に異常が見つかって二ヶ月の入院