凄く美人。浮き世離れした様な雰囲気を持つ姉を嫌っていた祖母
姉子 24歳 図書館勤務
凄く美人。浮き世離れした様な雰囲気で無口。変な人から好かれやすい、人と関わるのが苦手。
姉彼 23歳 小説家(本業別)
姉に一目惚れして、姉に似た女性の出てくる様な小説まで書いてしまった人。
目つきの悪い美形。
私子 19歳 大学生
たぬき顔。姉には似ても似付かない。
姉と違って普通にぬるぬる生きてる
彼男 19歳 大学生
私子の恋人。あまり出てこないから略
私子と姉子の祖母。姉子が嫌い
A男 30代
祖母が連れてきた謎の人物。容姿がひどい。(顔の造ではなく不潔的な意味で、です)
そのせいか祖母の兄弟からは妹が帰ってきたと、祖母以外(は男性)の兄弟に可愛がられました。
この頃はまだ、祖母も姉を嫌いはしても何かをする事は有りませんでした。
けれど私の母は、祖母妹の写真が好きで小さな頃から写真とは、言え憧れていたので髪型等も妹さんに似せました(※姉は当時己の容姿に無頓着)
それが祖母の逆鱗に触れてしまったのか…姉は完全に祖母に嫌われ無理に転ばされたり、色々されました。幼い頃私は理由も解らず姉を連れて祖母と二人きりにさせない様にしていました。
姉はそれでも、その儘崩れる事無く綺麗に祖母妹さんに似て成長していきました。
みんな居る場所でなら構いません。庇う事が出来るし祖父も姉を可愛がって居たので、祖母を叱るでしょう。
けれどみんな居る場所では優しい祖母なのです、二人になると文句を言うのです。
私は偶々その現場に出くわしてしまい、祖母に文句を言いました。
祖母「私子ちゃんだって此奴が憎いだろ?比べられたり、姉子に恋人を取られたり」
私子「有り得ないよ。姉子ちゃゃんは私の自慢、確かに比べられた事も有るけど、それは比べる人が悪い」
祖母「いつか絶対恨む。此奴は尻軽で男を騙す様な奴だ、妹はな…私の好きだった人を横から奪って、だからっ」
と祖母はこの様な事を、濁しながら言っていました。私は余りその時理解して居なかったのですが、母に報告すると。「やっぱりね」と言われてました。
それから詳しく母の話を姉子と共に聞きました。母は小さな頃から祖母妹さんの恨み妬みを聞かされて来たそうです。
それでも祖母に見せて貰った写真に憧れて居た母は祖母の話をあまり信じていない様でした。
一応メール機能で書いてるのですが規制に巻き込まれやすいみたいなので、ゆっくり投下させて下さいorz
※母は祖母以外の兄弟からも妹さんの話を訊いています。
祖母妹さんは、祖母の居た村では有名な美人で、内向的な姉子とは違い、活発で聡明な祖母妹は器量もよくモテて居たそうだ。
祖母妹は祖母に似ておらず、祖母妹に振られた男が声を掛けてくれたのだが、何時も比べられ貶されたりもしたみいです。
それを聞いて少し可哀想にも思いましたが姉は関係無くないか。ともやもやした気持ちのが強かったです。
それでも、それまでは祖母と祖母妹の関係は仲は悪いがいがみ合うと言う程でも無かったそうです。
ですがそれが一変、当時は珍しい恋愛結婚で…祖母妹は祖母の好きだった相手と結婚してしまったのです。
それを切欠に祖母は狂った様に妹を虐めたそうです。それでも気丈な祖母妹は屈しることは無く、子供を授かりました。
けれど発覚してから1ヶ月も立たないうちに、彼女は事故で流産、一生子供が産めない体になり。
恋愛結婚した相手では有りますが結婚相手の両親に無理矢理引き離され、それを苦に自殺してしまったそうです。
祖母の兄弟曰わく、祖母が事故を起こさせたのでは無いかと言われて居ました。けれど死人に口無し。祖母は悲劇のヒロインを演じ、相手両親に気にいられ、好きだった相手(現在の祖父)と結婚しました。
昔祖父に言われた〝姉子ちゃんを守ってやってね〟と言う言葉の意味を理解しぞっとしました
祖母が何をするか解らないからです。けれど、話を聞いてしまった以上祖父に会わせないのは心苦しく思い、よく祖母が出掛ける日に遊びに行きましたが。
それから高校、大学と姉は変質者等に追い掛けられた事は有りましたが、綺麗に成長していき、成人式は祖母兄弟から祖母妹の振袖を貰い写真を撮ったりと祖母以外には可愛がられました。
そして、24歳の時無口な姉が「まだ解らないけど。結婚したい人が居る」と両親に伝えました。
まだ結婚と言う訳ではないにしろ会わせて欲しいと言う事になり、姉恋人が家に訪れ話をしました。
母も話さなきゃ良いのですが、つい祖母に姉が結婚するかも知れない旨を伝えてしまいました。相手方の職業と共に。
私の祖父は若い頃小説家を目指していて、仕事は家業を継いでいましたが、数冊小説を出した事のある人間です。
だからでしょうか祖母は悔しくて堪らなかったのでしょう、違う人間だと分かって居ても二回取られてしまう様な感覚だったんじゃないかなと思います。
私は丁度彼男と電話をして居たのですが、其れどころじゃないと無言で電話を切り、姉の部屋に行って状況を説明しました。
母も困って居たのですが、一度話して無理だったら諦めると祖母もC男も言うのでリビングにて、見合いが始まる事に。
しかしリビングに入った瞬間、無口で無表情な姉の顔が引きつるのが解りました。
実際の見合いなら有り得ないのでしょうが、祖父の言葉を肝に銘じていた私は姉を抱き締めた儘隣に居ました。
何度も言いますが私は姉が自慢なのです。軽い自己紹介を終えてC男はニヤニヤとした気持ち悪い笑顔で姉に手を伸ばし姉の手を掴むと話初めます。
C男「また逢いましたね」
姉子「……えっと、」
(手を引き離そうとするも出来ない)
C男「忘れました?毎週逢いに行ってるじゃないですか」
姉子「図書館に、ですよね?」
C男「いやいや、姉子さんにですよお。逢う度に頬染めて喜んでるじゃないですか」
祖母「まあ!私子ちゃんたら可愛いわね」
姉子「はあ…。なら人違いでは?私貴方偶に見かけますけど…微塵の好意も抱いてませんけど」
祖母・C男「照れなくて良いよ」
姉子「いや、あの。」
祖母「良い人なのよC男君」
C男「(にやにや)」
姉子「すみません、C男さん。私断りましたよね?と言うか注意しましたよね…?」
姉に口を開かせない様に祖母がしていたが、C男に向かい真っ直ぐ問い掛ける姉。
これはいよいよヤバいかなと思い、母が一旦部屋をでた。子機を持って
53: 恋人は名無しさん 投稿日:2011/04/12(火) 12:08:32.38 ID:a89radieO
最初にA子とかB男とか振り分けてたので勘違いしてしまった(´;ω;`)分かり難いからC男の儘いきます。
C男が不味いと言う様な顔をし、祖母がC男を睨みました。何だ何だと一人で置いてきぼりな私子。
姉子「C男さんは、偶然を装って私に毎回話して下さいますよね、装っては失礼かも知れませんが」
C男「そうだ。偶然は運命みたいな物だからな」
姉子「ですが、彼氏と出掛けて居る最中に、まるで自分が本命の様に出て来るのは如何な物でしょうか」
C男「本命だろ。婚約者だからな」
祖母「C男君、それはまだ」
姉子「いいえ。私は貴方の名前を今日初めて聞きましたし、祖母に何を吹き込まれたのかは存じませんが、」
C男「…いやだって」
姉子「彼氏との間に割り込んで来た際言ったはずです。好きじゃないと、次私に何かしたら警察に行くと」
C男「痴話喧嘩に警察が介入するわけないだろ」(ふぁびょりはじめてた)
姉子「…頭弱いんですね。ちょっと待ってて下さい」(携帯取出す)
祖母「ちょっと待ちなさい!姉子」
ずっと黙ってた祖母がぎゃあぎゃあ騒ぎ出した。
姉子「はあ、日頃から思っていましたが貴方は心根が腐ってますね」
祖母「それが目上に対する態度か」
姉子「それが未来ある若者にする行動ですか?」
祖母「うるさい!言うこと聞け」
姉子「子供ですか…?後良い仕事じゃないんですか」
祖母「アンタにはお似合いなんだよ、祖母妹(名前)!」(姉の髪を掴む祖母、私は泣いていたしC男は引いていた)
母「ちょっとアンタら何やってんの!」
突然母親が駆け寄り祖母の手を引き離した。リビングの入り口には姉彼と祖父が立っており祖母の顔はみるみる曇って行く。
C男は祖母から本当に姉と結婚させてやると言われて来たらしい。かなりでんぱだったが祖母の態度に引いてたのか
かなり冷静でした。
そして祖母はこの年齢にも関わらず祖父から離婚届を突きつけられ、流石に離婚はしなかったものの別居と言う形になりまた。
何というか詳しく書く予定だったのですが兄に書いてるのを背後から見られてしまい、注意されたので流しですみません
読みにくい所多々有りましたがありがとうございました
詳しく聞きたかった、残念
すごい家庭ね…。怖かった
乙です
しかし祖母…うーわーきもー。もっと早くなんとか出来なかったのかこのババア。
C男が一緒になって大暴れしなくてよかったよ。
なんで離婚に至らなかったんだろ?
>>65
予測変換の都合ですorz
>>67
やっぱり世間体ですかね
祖母は母兄宅に泣きつき祖父は今私達の家に暮らしてます。
恋愛では無いのでしょうが姉とよく祖母妹の話をしています。
ばばあに殺された恨み・・・
誰がだよw
妹さんだろ
祖母も32のように、気立ては良い(ゴメン、でも本人がそう書いてるし)娘であったなら、違う形であれ祖父に好意を持たれ、最期まで親しい関係(親戚)を続けていられたかもしれない
報われた聡い者と、愚か者の末路と
祖母妹の悲劇の人生が遂に姉によって昇華されたような、何とも言えない感銘を受けた
イケズなにいちゃんのせいで
> 姉子「彼氏との間に割り込んで来た際言ったはずです。好きじゃないと、次私に何かしたら警察に行くと」
のあたりが薄くなっちゃったんだろ。
その通りです。実際は姉彼VS祖母な部分があったりC男の前で姉彼が己が如何に姉を愛しているかを
小説朗読により説いてみたり。本当は今から姉彼が格好いい話だったんですが
当時地方に居た兄による妨害で書けませんでした
希望があれば、隠れて書きますorz
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