飛行機に乗ってる間に天安門事件が起きたのここの号外で知った。

この流れなら行ける!俺の親父の修羅場話。 
親父は当時財閥系会社の幹部で北京に出張。 
仕事は終わったけど、何か北京の一番いい（？）ホテル周辺で騒ぎがあり宿泊客がいないため値段が三分の一程度になってた（日本じゃ考えられないけど）。 
こういうのが大好きな親父は大多数の幹部が帰る中、似た者同士の幹部達２、３人と自費でホテル代と案内役を雇って見物。 
しまいにはホテルから酒を買って案内役を連れて騒ぎの中心に突撃。

支援

（騒ぎを起こしてた）中国人達も最初は凄く警戒してたらしい。「中国人？中国人？」と聞いてくる。 
これは日本人だしヤバイな無理かなと思いつつ、日本人と答えると「この国の現状を見てください!」とフレンドリーに。（嫌韓、嫌中気味の俺は驚いたのだが、むしろ日本人と知ると凄いフレンドリーになって語り合えたらしい。） 
そうこうしてる内に「他の中国人がいたぞ!」とかの騒ぎが聞こえて、（騒ぎを起こしてた）中国人達が（そうじゃない）中国人をリンチに。連れてきた案内役の中国人はガクブルしてる。よく考えたらこいつ喋ってない。 
中国人達に不審に思われだすと不味いのでその日は引き上げることに。

その後、案内役を除いて差し入れ飲み会（まぁ２日しかできなかったらしいが）。 
そうこうしてる内に騒ぎの中心が封鎖され行けなくなった。じゃあホテルの一番高い所を借りて見物してたら、封鎖してる警察が反乱（したらしい）。 
ここらへんで他の幹部は逃げたのに、馬鹿親父は一人で見物続行。 
連絡受けた家族はポカーン状態。「すげぇ警察が反乱してる」じゃねぇ。早く帰ってこい。馬鹿かお前は。 
すると何か飛行機がないとかなんとか。会社も動いてくれて（？）、ソウル→？→沖縄→経由で帰るとのこと。 
これで一安心と思ってたら… 

えぇそうです。天安門事件です。 

母親発狂。あんな取り乱すの始めてみたよ。 
ソウルからの連絡で「飛行機に乗ってる間に天安門事件が起きたのここの号外で知った。危なかった。」との事。 
もうねもうね。この親父の血が流れてると思うと…

補足として、親父が話を盛ってる（隠してる）部分もあるとは思う。 
ＴＶより親父の連絡の方が早かった気がする。小さかったから「スゲー。親父あそこにいたんだ」と思って喜んでた。 
母親が先に発狂したのは多分会社からの連絡だった気がする。

>>416 
今調べてみたら。大きな軍事的・暴力的な事がその日にあったわけではなく 
長年危険な状態が続いており（暴動やら軍事的な衝突やらもあったそうな） 
私達が旅行に出かけたあたりで事態が変わり、実質的な崩壊が決定 
そして帰って来た日にたまたま正式発表だったという流れだそうな 
大規模ドンパチは無かったにせよ、その後国民によって前政権の遺物が潰されたり 
市民が街中に集まって喜びの集会開いたりで、かなりの混乱があったようだし 
前日に帰れてよかったなぁと今になって思うよ

平和ボケ日本人。運がよかった話し。